院長周辺雑記(13:2007年12月分)




(07/11/1木曜分)
とうとう初冬となりインフルエンザ予防接種の季節が始まった。本日から来年インフルエンザ終焉まで何日間あるのか。ちなみに、本年6月25日(月)に最後のインフルエンザ患者さま来院してから、130日が経過した。一年365日のうち、365−130=235日がインフルエンザに関係する日々となるのだ。実に長い期間と感じられるが、いかがでしょうか。
11月1日(木)より宮城県仙南地区でのインフルエンザ予防接種公費負担始まり、当院でもポスター掲示し、予防接種を開始した。初日は、通院患者さまよりの公費負担接種希望が殆どで、ぼちぼちの始まりであった。



(07/11/2金曜分)
連休前なのか忙しい。この1〜2週間になって、急に感染症=冬風邪が増えている感じ。手洗いの励行をお願いします。脱水で点滴になる患者さま多いです。



(07/11/3土曜・文化の日分)
文化の日、朝10時頃、セパン・ブロンズ-メタリックカラーのBMW Z4 Mロードスター納車。自宅にこもりきりで仕事が忙しく、自宅駐車場で眺めただけでした。



(07/11/4日曜分)
日曜の今日も、オープン日よりの良い天気だが、自宅にこもりきりでレセプトチェック仕事が忙しい。息抜きに、午後3時頃から約30分、乗り込んでシート・ミラー合わせしメモリーしたり、エンジンかけたり、幌をオートでオープン・クローズしたり、ナビの設定したりと、座学的練習をしてみました。Z3ロードスター2.8Lと比較すると、シートはオプションのエクステンド・レザー仕様でないので見た目は質素だが滑らない皮革材なので◎・メモリー4つもできるので高速用・街乗り用・ワインディング用と設定しておけるので◎。エンジン・エクゾースト音はアイドリングやや高めで重低音でないが軽い低音で回る予感させるし、カチカチする澄んだタペット音が精密マシンを連想させ◎。幌の開閉は、手動でのロック操作やリヤービニールウィンドウ保護の布製プロテクター装着したりオープン時にトランクからビニール製のトノカバー(Z4では幌の前の一部がトノカバーとなる)を出してきてホックで取り付けるような手間暇かからず、ボタン長押し10秒ワンタッチで済むのが感激で◎。エンジンかけずブレーキペダル踏んでいなくても開閉出来るのは、らくちんでオープンにする機会がふえてよさそだが、少しあぶないので気をつけなくちゃで△。Z3の時は、ナビはオプションでも設定なかったので、CDゴリラを床からステイで付けていた。GPSだけの簡素なものだが、通常のナビには充分でした。今度は標準装備のHDDナビとなり後付の違和感もなく機能も増え、使いこなせば強い味方になってくれそうで○。
Mシリーズの取説は独自にはなく、Z4シリーズの取説に補足版として付属してます。それによると、Mシリーズでは、2000kmまでの慣らし運転と2000kmでのエンジン・ミッション・デフオイルの交換を義務づけています。やはりMは格別な存在なんだなあと感じます。



(07/11/5月曜分)
月曜日、朝の白石市までの出勤は、ざんねんながら紙カルテ積んだブローニィーにて。東北自動車道では、菅生・村田間の長い下り坂を除いて、ブローニィーのアクセルペダル床までべた踏みです。2011年になれば、こういう姿は過去のものとなるのでしょうね。



(07/11/6火曜分)
全日お休みにしてカレンダー通り事務仕事、私の分はすっかりおわりました。看護スタッフは常にはできないお掃除など、結構やることあります。蔵王には笠のような雲がかかっている。
夕方6時10分よりNHKテレビの白石特集を放映していた。「てれまさむね」まるごと ! しろいし 白石温めん食べつくし・“あだ討ち”で新名物を作れ ! です。温麺(うーめん)大好きですが、仇討ちで新名物つくるなんて、私には理解できません・・・・。仇討ち研究したんでしょうか、重い問題ですよ、醸造店主さん。のったNHKも、なんだかなあ。



(07/11/7水曜分)
明日は立冬にて、朝夕はめっきり冷え込んできた。来週日曜日の11日より、蔵王エコーラインも冬の通行止めとのこと。Z4Mロードスターでの蔵王楽しみにしていたが、一週間遅れでかなえず残念。ところでZ4Mロードスター納車されたは良いが、もうスタッドレスタイヤの時期だ。注文契約した6月24日には、うれしさと暑さで、とんと念頭になかった。さてどうするかと、今BMWディーラーに相談中のところ。ランフラットタイヤでないM純正ホイルとスタッドレス組み合わせると約ごづーにまんになりますとのことで、なんとかお安くなる方向をあたってもらっています。でもおやすいホイルだけで、づーくーまんとか、・・・・命を預けるタイヤはけちれませんが(Z3ロードスター全損の原因はスタッドレスタイヤだったので)。
さて、冷え込んできたので自動タイマー運転で床暖房を開始してみた。条件は、本年春最後に床暖房中止した頃のもの。朝方は23度位で寒くないが、昼過ぎ夕方になると28度になり暑くて窓開けて換気が必要になる。暖かくなるとき・寒くなるときで、同じ気温でも寒暖の感覚は異なってくるようで、なかなか難しいものです。全ての患者さまに快適になるような温度設定なんて、もともと有熱者の存在を考えると、むりみたいですね。



(07/11/8木曜分)
11月8日立冬となった。本日は『いい歯の日』のようだ。
寒くなり室温が低下すると、室温で乾燥保存の内視鏡も冷たくなる。夜の室温が25度未満となると、朝の暖房で室温が25度に上がっても内視鏡は冷たいままで、硬く操作性が悪くなる。よって当院では内視鏡検査直前に清潔な温水で暖めるようにしております。その一手間で快適な内視鏡検査が行えます。さむがりの院長ならではの気遣いでしょうか。
ちなみに、この季節となると、院長のケーシー上着左ポケットには、聴診器ウォーマー(単なるホッカイロですが)入れて聴診器が冷えないようにしてます。冷たい聴診器を胸に当てられるなんてゾクッとしますものね。



(07/11/9金曜分)
宮城県保健福祉部長より『インフルエンザワクチンの在庫量調査について(依頼)』が来ている。ワクチンの在庫量を、11/12・12/3・12/17の3回、仙南保健所健康対策班にFAXで回答し、県疾病・感染症対策室で調査をまとめるとの次第。ここ三余年来の恒例行事である。来週月曜日が第一回目の回答日にあたる。報告様式は、発信日・医療機関名・報告者名・住所・電話番号の下に、調査日・1調査日現在における在庫の本数(納品分に限る)(A+B) 本@接種予約者ありの本数(A) 本A接種の予約なしの本数(B) 本・2卸売り業者へ予約している今後納入予定の本数(未納分)(C+D) 本@接種予約者ありの本数(C) 本A接種の予約はないが、今後の接種見込み本数(D) 本・3調査日現在で、ワクチン不足本数 有( )本・無し・4貴院に接種可能なワクチンがある場合、県のホームページ等に掲載してもよいでしょうか 可・不可、となっている。一見複雑だが、数字を把握していれば記入は簡単なもので、毎年協力しております。貴院に接種可能なワクチンがある場合、県のホームページ等に掲載してもよいでしょうか=可としていたので、インフルエンザ医療機関=仙台市以外のページ(外部リンク)に当院は掲載されてます。



(07/11/10土曜分)
オリンパスの山川さんが内視鏡の最新機種を営業しにきた。2007年12月発売予定のEVIS LUCERA 上部消化管汎用ビデオスコープ 斜視型ハイビジョン内視鏡 GIF-KH260 である。

前方斜視45°、視野角120°、ライトガイド 3つ目、先端部外径Φ11.3o、軟性部外径Φ9.8o、湾曲角 UP:180°/DOWN:90°/RIGHT・LEFT:各90°、鉗子Ch径Φ2.8o、NBI観察対応。
GIF-KH260セールスポイントは
◆胃体部厚壁や胃角部、十二指腸球部の観察・処置が容易
◆ハイビジョン対応CCDを搭載し、飛躍的な高画質化を実現
◆視野角120°、3つ目ライトガイド採用により、広視野かつ配光バランスに優れた観察画像
◆先端レイアウトの見直しにより、平均/ピーク測光時の鉗子によるハレーションを改善
◆従来の斜視スコープと比較し水切れ性を向上
とのこと。

あくまでも画質にこだわり操作性も向上している斜視型なんて、私の理想だ。しかもNBI(狭帯域光観察)対応なんて、これからの将来を見据えた機種だと考える。外径も現在使っている斜視型機種に比べても殆ど太くなっていない。(細くて画質が落ちるハナカメラなんて、内視鏡専門医の当院ではハナから考えておりません)。市販型新製品つきものの初期改良が一段落したら、当院にもぜひ導入したいものだ。



(07/11/11日曜分)
本日は日曜で全日の休みがとれ、他に仕事もない。そこで慎重に、初めてMロードスターを運転してみた。取説を全部理解して読むのに2時間はかかった。Mシリーズの取説は独自にはなく、Z4シリーズの取説に補足版として付属していて2冊となっている。さて発進時のオドメーターは34qであった。これから2000qは慣らし運転となる。先ずは自宅近くのスタンドで満タンにする。慣熟走行のためには気を遣わない慣れた道がよいので、いつもの白石市までの通勤ルート往復としてみた。5500回転超えてまわせなく、アクセルもハーフまでと、丁寧なおとなしい運転操作に心掛ける。Z4のランフラットタイヤに比べると接地感があって乗り心地がよい。ステアリングの握りが少し太すぎる感じだが、油圧式パワステはステアリングインフォメーションがよく分かってなかなかよろしい。と書いていると長くなるので割愛。小雨の中のドライブでした。



(07/11/12月曜分)
初めてのMロードスターでの月曜出勤。昨日予行演習していたのでふあんは少ない。Z3に比べてZ4のトランク部は腰高なので、荷物かごが余裕で2つも入るのを発見し、だいぶ嬉しい。3つでも入りそう。Z3では、助手席前の床と助手席シートに載せていたので、たいへんでした。さて、東北自動車道では、慣らし期間中なので4000回転ぐらい5・6速で走りました。安定しております。初めての診療所駐車場での駐車、緊張しましたが、Z3と殆ど同じ大きさなので、同じ感覚で止められ楽なのでほっとしました。フロントウィンドガラスのマークがポールの後端に合うまでバックすると、丁度良い停止位置となるのも全く同じでした。



(07/11/13火曜分)
インフルエンザワクチンの在庫量調査=第1回目=11/12現在』結果を仙南保健所にFAXした。ワクチンは卸さんに夏頃600本予約注文していた。約1200人分となる。たりないときは追加注文できるので、まあこんなところであろう。10月24日に、そのうち最初の150本が当院に入荷。11月1日より接種開始し、11月12日の在庫は103本となっていたが、全然余裕です。
回答は、『1調査日現在における在庫の本数(納品分に限る)(A+B) 103本@接種予約者ありの本数(A) 本A接種の予約なしの本数(B) 本・2卸売り業者へ予約している今後納入予定の本数(未納分)(C+D) 450本@接種予約者ありの本数(C) 本A接種の予約はないが、今後の接種見込み本数(D) 本・3調査日現在で、ワクチン不足本数 無し・4貴院に接種可能なワクチンがある場合、県のホームページ等に掲載してもよいでしょうか 可』
夕方のNHKテレビニュースでは、関東を中心にインフルエンザが全国的に流行の兆し、との報道あり。メディアとくにNHKの影響は今でも大きいので、明日13日より接種希望者の増加が予測されます。



(07/11/14水曜分)
NHKテレビニュースの影響は、やはり大きい。インフルエンザ予防接種にこられる方が、本日より急に増えてきた。65才以上もだが、小児の方の伸びが著しい。10才代から64才までは少ない。10才代はタミフルがつかえなくなったので、感染発症したらなかなかたいへん。高熱続いても体力あるので、生命予後は良好だが、試験の季節に休んでては実際こまるでしょう。あくまでも予防接種が第一なのだが。
某筋からの情報では、今年は蔵王町の中学3年生15才には全額公費負担あり、無料でインフルエンザ予防接種うけられるそうです。画期的なことですね。白石市も見ならってほしいと考えますが。



(07/11/15木曜分)
本日より2日間、朝イチの時間を使って職員の定期健康診断となる。適宜二組に分けて、希望者には上部消化管バリウム検査(内視鏡での希望者には後日適宜実施)を行う。事務・看護スタッフとも慣れた物でチャチャっと9時30分までには終え、予定どおり9時30分からの診療開始となった。
インフルエンザ予防接種の方多く、ワクチンへってきている。20日陽光園出張接種96人分のこともあるので、バイタルさんに150本注文。
10才代のインフルエンザ患者さま対応のために導入したリレンザが入荷した。前回まではタミフルカプセル使えたので、煩雑で高価なリレンザ使ったこと無かった。リレンザは内服ではなく、吸入して使う外用薬である。吸入にはコツや慣れがひつようなので、吸入練習セットが一つ付いてきたが、ボーとなっている有熱者にどう説明して自宅まで理解や記憶が持つものなのか。気管支喘息の吸入には吸入練習セットが付いてきて、診察室で説明し理解してもらって、以後は半年や一年と使っていくことになるのだが。たった5日間の吸入治療では、自己吸入慣れた頃におしまい、とならないかと疑問だ。



(07/11/16金曜分)
夕方からの家族連れがふえてきた。インフルエンザ予防接種に来院されるご一行様たちです。当院では、接種の前に診察する時には、小児でもデュラショックの血圧計で血圧測り、接種後も10分後に血圧を再測定することにして、顔色も院長が確認してから自宅に帰すようなシステムです。これは、注射によるショックの兆候の有無を確認するためで、少し時間をおかけしますが、ご了承ください。



(07/11/17土曜分)
土曜日の診療おえた午後より、ダスキンさんによる窓掃除とフロアのワックスがけ。午後2時過ぎから始まり午後5時過ぎまでかかった。あいだに、一軒お隣の幸楽苑へ、久し振りのざるラーメンを食しにいった。寒い風が強い。
こわがりやの院長は、延びにのばしていたが、観念して看護スタッフの○○さんにインフルエンザ予防接種をうってもらった。今年の注射液はいたくないようです。はりが細いのでいつさしたか分からず、注射液が入るときにビリっとしたが、その後はなんともないです。近年になく、いたくない方かも。



(07/11/18日曜分)
昨土曜日夜はデスクワークで遅くなったので、帰宅は日曜朝となった。朝帰りはひさしぶりでへんな感じ。仙台南インターでて、国道286号の長町あたりの信号待ち、たまたま周囲に車なくオープンにしてみた。ボタン一つ約十秒間押しているだけでオープンになる。
Z3の時は、1:車外に出てトランクからプラスチック製のリアウィンドを擦り傷から守る布製専用プロテクターを取り出して、窓を全開にしてから、幌の骨の所定の窪みに、プロテクター左右両端に付いているプラスチック製のフックを左右の窓外より取り付け、布製専用プロテクターをリアウインドウに左右均等に平らにならし、2:ギアをパーキングにいれフットブレーキを踏んだまま、3:フロントウインドウの上にある左右のロックレバーを引っ張って解除し、幌の前端を手で少し持ち上げてから、4:ボタンを押し続ける(エンジンかかっていることが前提。Z4ではエンジンかかってなくても車外からリモコンボタン長押しでオープンとなる。)、5:幌がオープンとなったら、また車外に出てトランクよりトノカバーを取り出して、折り畳まれた幌をカバーするよう装着する(Z4では幌の前端部がトノカバーを兼ねている)、と儀式のように4〜5分はかかり、のんびりした時以外はとても開閉する気にはなれなかった。
しかし信号待ちで開閉できるといっても、周囲に車がいたら、とても視線が恥ずかしくて今のところ出来ません。自意識過剰か。そのうち慣れてしまうかも。オープン好きなので出来るだけオープンにしていたいものです。
夜には、家族4人を並べてインフルエンザの予防接種を終了。やはり今年の注射液はいたくないみたいです。



(07/11/19月曜分)
月曜仙台の朝は初雪となった。BMWの柿本さんよりスタッドレスタイヤ・アロイホイルの見積もり(純正ホイルで組むより約15まんえん安)きていたので、18日にそれでお願いして入荷待ちだったのだが、早めの雪である。新車をこわすのもいやだから、19日に奥さんがスタッドレスに換えといてくれたホンダ黒セイバーで出勤となる。白石市あたりに着くとは雪はなかった。
最近の夕方はインフルエンザ予防接種で忙しい。他の医療機関さんでも忙しいところであろう。今シーズンは流行が一月は早いとの報道があるのだから。こうして早めにワクチン接種して、接種者が住民の7割以上になると、感染症は流行しないとの統計がある。残り3割の方はお金をかけて接種しなくても自分は罹らないのだ。個人防衛でなく集団防衛の考え方だが。インフルエンザが流行しないと、お金をかけて接種した方が、なんだったんだろうということになり、翌年の予防接種率が下がってしまう。
若い人の人命にはかかわらないが経済活動に影響を及ぼすインフルエンザは、全て公費負担で希望者には予防接種すべし、と院長は提案する。



(07/11/21水曜分)
昼休み時間帯に面会に来た卸のバイタルネット横山さんの話では、仙南でもインフルエンザがぼちぼち発生し始めたらしい。インフルエンザ予防接種を受けるのは今のうちで、うかうかしていられない状況だ。遅くなってしまったが、当院職員さんも、本日中にみなで予防接種を受けた。いうまでもなく職員特典などではなく、院内感染防御義務のための無料接種である。昨年の話では、刈田病院では半額補助が出るだけらしい。病院レベルでこそ無料にして義務化するべきものと考えるのだが。
バイタルネット横山さんより、いままでの鼻綿棒でなく、鼻をかんだ鼻水から検査できる新製品のインフルエンザウイルス迅速判定キットの紹介あり、参考のため2箱注文してしまいました。1箱10セット入りを2箱です。鼻に綿棒入れられるのがいやな方は、申し出て下さい。これで検査してみます。大日本住友製薬グループDSファーマバイオメディカルのQuickVueラピッドSPinflu(外部リンク)です。



(07/11/22木曜分)
今朝の白石は車に薄く雪が積もってチラホラ雪がふる初雪です。深夜に自動で床暖房はいっていたので診療スペースは22度位で良かった。めづらしく朝イチの検査がはいってなくラッキーです。急に寒くなった朝に検査目的で早く出てくる患者さまも、たいへんでしょうから。



(07/11/23金曜・勤労感謝の日分)
昨日は日中も雪が降っていて、積雪なかったが路面凍結あり夜はあぶないので自宅には戻らず、お泊まりとなった。以前に刈田病院勤めの時は、重症患者さまいて泊まるときは宿直室は使えないので、医局に隣接している八畳ほどの畳の部屋に布団を敷いて寝泊まりした。某先生は寝袋用意して医局の床で寝るのだとの噂があり、実際医局の某先生の机の棚に寝袋置いてあったが使われたとこ見たことない。もちろん、当直料や残業代出ません。公務員は職務終了したら速やかに退庁すべし、なので実はコッソリの泊まりです。夕食は医局の窓から見える病院向かいの「来来」(らいらい)又は白石駅前の「長寿庵」から出前を取ってました。「来来」さんは夜の部が午後4時から始まるので、忙しくて昼食とれない時に便利でした。ふりかえると懐かしい話です。
大腸癌検診(便潜血反応)陽性の患者さま、急に多く来院するようになった。検診結果の通知が行政の都合でまとめて一斉に出されたからである。一年に一回(来年から特定健診制度の実施で、どうなるか分かりません)の大腸癌検診は、毎年10月頃に実施され、この寒い時期に結果がでる。過去の健診の合同会議の場で、もっと良い季節にできないのかとの意見も出たが、各市町村の実績で既定されたので、今さら変えられないとの行政の話でした。寒い時期に消化管洗浄剤飲まされて、トイレに往復しなければならない検査を受ける患者さまには、きのどくなことです。



(07/11/24土曜分)
ということで、本日より当分の間は、毎日午前に下部消化管検査が2件が入っています。当院では検査患者さま専用のトイレを設けてありますので、検査の患者さまが、他の患者さまと一緒に待合室でうろうろするようなことはありません。
さて、午前7時には待合室に入れるよう、7時前に診療所の門扉を開けるのですが、急に寒くなってきておりますね。



(07/11/25日曜分)
今日は快晴、慣らしに走ってきました。GPSレーダー探知機まだ付けてないので、新聞でチェック。太白区富沢と蔵王町円田に要ちゅうい。ルートは、286号からそれて大八山をこえ菅生サービスエリア近くをとおり谷山温泉から農免道路を円田にぬけ国道4号に合流し白石インターから仙台宮城インター経由で自宅に戻るという、慣れたコースです。蔵王町円田付近は制限40キロなので、ぴったり40キロで走行、前後に車がなかったのでめいわくかけず助かりました。残念ながらいつものスピード取り締まりポイントには、おまわりさんがたいませんでした。谷山温泉から白石インターまではオープンで走ったが、足元のヒーターが良く効くので露天風呂みたいに熱いぐらいです。坂道発進では、ブレーキペダル放しても2秒ほどブレーキが保持されるので、サイドブレーキ使うことなく楽ちんです。



(07/11/26月曜分)
今日は月曜日、土曜日には12月となる。現在午前5時36分、これから出勤だが、まだ真っ暗です。



(07/11/27火曜分)
最近は、通常の通院患者さまに加え、大腸がん二次健診検査や感染症(主に急性気管支炎・急性咽頭炎などの急性上気道感染症や感染性胃腸炎)とインフルエンザ予防接種が多く、大変な混雑ぶりだ。幸いなことに、まだインフルエンザは流行していない。これで重なったら、たいへんだ。



(07/11/28水曜分)
平穏な毎日だ。最近は外来診療130〜140名超えているので、さすがに充実しすぎ。検査と外来連続12時間こなしていると、勤務医時代が懐かしい。



(07/11/29木曜分)
懐かしがっていたら、ウイルス性感染性胃腸炎の発症し始めか、午前の胃カメラ検査中に10年経験していなかったはきけ(げっぷで口内すっぱくなり、むかむかとして、つばが湧いてくる状態)が出現。はきけをがまんしながらウイルス性感染性胃腸炎の患者さまも診療。ウェルパス・マスクで感染防御には気を付けているはずなのだが、自分がかかるなんて。こんな状態では、点滴受けながらの診察というわけにもいかず、判断力もにぶり、診療にさしつかえるので午後の部は休診と決定した。しかし、事務受付スタッフの気が利かず、昼休みにうっかり出してしまっていた予約ボードや電話でつい受けてしまていた患者さまの診療は、午後昼休み10分とってから、根性で診療応対した。休診のポスター出ているのだが、消すよう言っている待合いの照明つけて、受付の事務員対応しているので、むしして、いつもの通りどんどん新しい患者さまやってくる。事務には断るよういいつけているのだが、事務員は患者さまの前では、よい顔をしていたいのが人情なのだろうが、私の身にもなってくれよと、いいたい。私は事務スタッフに逆パワハラ受けたようなものだ。私は体調には無表情な方なので、事務員は、お加減どうですか、でなく。ヘラヘラ笑っている。どんどん患者さまやってきて結局一段落してヘトヘトになって診療終えたのは午後4時55分となった。本日のような毎水曜日は、奥さんが仕事で仙台にいって不在だったのも、大きかったと考える。
私は本質的に丈夫なので、水分取ってよく寝て起きて、弁当・合鴨ロース食べたらすっかり、良くなった。本日は、また元気に外来12時間だろう。



(07/11/30金曜分)
すぐ良くなって、昨日は元気に外来連続12時間こなして終了は午後8時となった。18時40分頃に胃痛の患者さまこられて、食べてこなかったので胃カメラしようとしたが、鎮静剤からのリカバリーが21時過ぎになるため、スタッフの事情も考え後日に予定としました。昼の500円弁当がそのまま残っていたので、夕食としていただく。合鴨ロースを肴に発泡酒を飲めるのが幸せだ。昨日の吐き気はどこにいったのか、半日で完治したので、完調だ。人間体調良いと気分も良くなる。逆に体調わるいと気分もわるい方わるい方へとあく循環するもんだと、久し振りに実感した次第。体調わるくして来院される患者さまには、充分考慮して対応していこうと誓ったところであります。



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