院長周辺雑記(30:2009年5月分)




(09/5/7木曜分)
連休明けに、やっと新型インフルエンザ対策用の感染防護服セットN95マスクの最初の分が、入荷(通販で)し始めた。今後も続々届く予定。大変な出費だ。N95マスクぐらい、国は都道府県を通じて、医療機関には無料で配給してもらいたいものだ。蔓延期になったら、赤タミフルも、医療機関には無料で配るべきでしょう。



(09/5/9土曜分)
注文していたN95マスクの第三弾400枚が、通販専門の医療材料卸(SEM Net Shop)SEM Net Shopから届いた。計約800枚以上のN95マスク感染防護服セット・感染予防ゴーグルがあれば、蔓延期に突入するまでは足りそう。すごい費用(30万円以上)がかかりましたが、厚労省からの配給ではなく、全部当院からの持ち出しです。
嵩張って一階の診療部門の物品倉庫には入れられなく、嵩張るわりには軽いので、二階の納戸6畳×2に保管しています。



(09/5/10日曜分)
休日当番医の本日から、当院診療部玄関入り口に、今までの患者さま用のザージカルマスクだけでなく、擦式手指消毒剤の「ウェルパス」設置も開始した。午後2時過ぎ頃には、発熱相談センター窓口が設置された仙南保健所疾病対策班(0224-53-3121:担当は伊藤さん)に、電話取材を行った。現時点では、開店休業状態とのことです。蔓延期を考えると、ご苦労様ですね。



(09/5/16土曜分)
年に1回のTVRクラブの総会TVRday2009(今年も長野県蓼科で開催)に参加するため、朝7時半に仙台市の自宅を出発。天気予報で土日の長野県は50%以上の降水確率とのことで、雨天に弱いTVR Tuscan S でなく、クラブへの事前表明通り BMW Z4 M ロードスター での参加となった。残念ではあるが、車の性格を考えたこの対応が、後程になって正解であったと分かる。
サポート車として、妻の Audi S4 も、私の84歳の母を乗せての参加となる。東北道を妻の後について(逆はいたって疲れる。)走行し南下する。行きは2007年(なるべく高速を降りない経路=仙台宮城インターから東北道に入り、磐越道、北陸道、上越道、長野道、中央道の諏訪インターで降りる=今なら1000円)と違い、なるべく最短経路の道程をとった。仙台宮城インターから東北道に入り、佐野藤岡インターで降り(1000円)、国道50号を行く。降りてすぐ左に佐野プレミアムアウトレットを見て、一般道の流れで走行する。ここ国道50号足利バイパスではナビ役の私が先導する。太田桐生インターから北関東道に入り、又、妻の後について走行し、高崎ジャンクションより関越道に入り、藤岡ジャンクションより上信越道に入り、佐久平PA手打ちそば「ひらお」で休憩、お昼として蕎麦を食す。
なかなかの手打ち二八蕎麦である。私は鴨汁つけ蕎麦が大好物なのだが、ここのは季節限定か「貴軍鶏つけ蕎麦」とのこと。早速注文、食してみるに、意外にくせがなくて勧められる。蕎麦自体も、グルメ誌を見て、わざわざ2.5時間かけて仙台から食べに行った、山形県東根市の某十割蕎麦より、風味・歯ざわり良し。ただ、お箸が、使い回しの竹製なので、少しクサくて残念。店の外見て食べているうちに、パーキングの車でワイパーかけ始める車が多くなっていくようだ。
店を出たらすっかり曇天の小雨。天気予報を信じてBMW Z4 M ロードスターを選んだのは、正解であった。BMW Z4 M ロードスターは幌車であるが、さすがBMWである。Z3の時代より改良に改良を重ねた幌である。サイドウインドウを上げて閉めて、幌のウインドウシールドにサイドウインドウがピッタリ嵌ると、もう水漏れ侵入は0です。コイン洗車場の高圧洗浄スプレーを、5cmの直近で当てない限り、水は室内侵入しません(少しは個体差あるかも)。
上信越道は佐久平PAすぐの佐久インターで降りる(1000円)。後はBMWのナビに従って、ナビ役の私が妻を先導し、今日の前夜祭が行われる宿泊地、蓼科車山高原のスカイパークホテル(外部リンク)に向かう。田舎道の県道ゆえ、車もまばら、ビーナスライン(外部リンク)経由で午後三時過ぎにはホテルに着いてしまった。2007年には、別の旅程で長距離ゆえ時間が掛かって、着いたのは前夜祭ぎりぎりの午後七時過ぎ頃であった。まだ、誰も来てない一番乗りか、ホテルの駐車場(TVRdayのため一画が専用に確保されている)にはTVR車の姿はない。いつも会合には遅刻がちの私には、珍しい事だ。TVR車での参加でないため、一般車の区画に駐める。雨脚はどんどん強まる一方で、近所のドライブウェイ(ビーナスライン)を一人で走ってくる気にもなれず、前夜祭が始まる19時までは、ホテルの一部屋で母妻と三人で寛ぐ。前夜祭のチャリティーオークションに出す物品に、出品者・出品物の説明や由来を付箋に書いて貼り付ける作業あり。私は、タスカンS純正リアウィンドウ収納袋(=タスカンのトランクルームには、プレクシガラス製プラスチックリアウィンドウとタルガトップが、しっかりと確実に収納される切れ込みが設計されている。)・TuscanとT350のMINIMAX製ミニカー・日本の正式輸入代理店時代であったATRJ(オートトレーディング・ルフト・ジャパン=マネーの虎:南原社長時代)のTVR車総合豪華カタログ冊子(新車オーダー時に二部貰った物の一冊)をを出品することにした。前夜祭開始までは、ビール飲んで一眠り。
前夜祭は、幹事さん達(今年も中村さんは、濃ゆい感じ)の尽力で、バイキング形式だが、美味しい食事にアルコール、小塩さん特別企画のTVRの歴史のレクチャー(トレバー・ウィルキンソン氏の冥福を祈る)あり、画像の持ち寄りあり、チャリティーオークションあり(浅見さんのペラ欲しかった)、2007年の前回(ゴルゴ13がTVR車を利用して活躍したとの新発見には驚いた)以上に盛り上がった。私は隣席の赤サガリス(元黄色T350乗り)中野さんとの会話が進んで、色々と御教示いただいた。どうも、私の個体には、クラッチストッパーゴムが最初から付いていなかったらしいのを発見した。後日、中野さんより、クラッチストッパーゴムの画像を添付したメールを頂き、すっかり納得した。
さて明日に備えて二次会を固辞し、就寝となる。自室の窓から見える雨脚はどんどんと強くなっており、BMW Z4 M ロードスターを選んだことを感謝しつつ眠る。



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