院長周辺雑記(65:2012年4月分)




(12/4/1日曜分)
本日より、「ED治療ナビ」(外部リンク)から、

宮城県のED治療推薦医院」(外部リンク)
に認定された。
そのうち当院トップページからリンクを張る予定である。しかし、まだED治療ナビのバナーロゴ画像が入手できていない。



(12/4/2月曜分)
平成24年度の仕事始め。本日から、看護スタッフに常勤看護師Y.T.さん1名が加わって、常勤4名となった。加わったのは、3月31日付けでみやぎ県南中核病院を退職し、4月1日付けで当院入職した看護師さんだ。ここだけの話しだが、神奈川県県立こども医療センター新生児乳児内科病棟)→社会福祉法人幸保愛児園→社会福祉法人白石陽光園→国立西多賀病院筋ジストロフィー病棟)→みやぎ県南中核病院救急外来→消化器内科病棟→循環器内科病棟)と第一線現役バリバリの看護師さんである。とても、当院のような診療所には、もったいない位です。でも、見た目はコロコロと可愛く、患者さま対応も優しい方です。もう一人の看護師さんの一年後輩(白石女子校衛生看護科の卓球部)で、当時よりお気に入りだった看護師さんだそうです。当院看護スタッフの志気は更に高まりそう。皆様ごひいきの程、宜しく御願い申し上げます。自宅が近く、晴れの日は自転車通勤、雨の日は車で通勤するそうです。



(12/4/3火曜分)
(株)モデルニスモ(外部リンク)のサービス担当者さんにメールしたら、ED治療ナビのバナーロゴ画像をメールで送付してくれました。
ED治療ナビ
ED治療ナビ



(12/4/4水曜分)
昼休みの時間に、約一時間かけての超音波断層検査装置 東芝NemioXGpdf書類/PREMIUMの定期保守メンテナンスがあった。ファントムを用いた、ダイナミックレンジ・コントラスト・距離方位分解能などは、三種の各プローブで初期性能が保たれていた。他にも問題もなく終了した。私は「お客様確認欄」に機嫌良く署名した。東芝のサービス部門●●さん、有り難う。常にネミオに愛情を持って、各ボタンやプローブをきめ細やかに丁寧に操作している(だって自分のお金で買った自分の機械だもの)のが長寿化に効いているのだろう。勤務医の時に使っていた TOSBEE SSA-240Apdf書類は、病院の備品の機械なので、値段も気に掛けず、検査終了時のプローブに付着したエコーゼリーの掃除もおざなりだった。そういえば、病院の備品の内視鏡の扱いも、そんなものだった。よく「個人医院さんより、不特定多数のドクターが使う病院の方が、機械の故障が多いんですよね」と、各メーカーさんが言っているが、成る程と理解できる。



(12/4/5木曜分)
オリンパスメディカルシステムズ株式会社の仙台営業所●田さんが、七ケ宿診療所からの帰りに、当院に17時40分頃寄ってくれ、ウォータージェット用の内視鏡用送水ポンプOFP-2pdf書類の「鉗子チャンネル用アダプター」の新しいロット品を持ってきてくれた。新ロット品では、接続部からの水流のだだ漏れどころではなく、一切の水漏れは認められなくなった。透明アダプター内部の、合成ゴム製逆流防止弁と、鉗子孔に接触するシリコンゴム製シーリング材の材質見直しが行われたようだ。製品発表されてから長らく(半年近く)発売されず、初期ロット出したら水漏れの欠陥品、クレームつけてから三ヶ月後に完動品が完成してきたわけで、「技術のオリンパス」では今までは考えられないことだった。「技術は最高なんだが、営業(戦略)がねぇー」と皆に言われていたオリンパスが、今回の損失隠し露呈と機を一致して、技術もコケかけているのかしら。医療用内視鏡本体は値引きしない(トロリー・プロセッサー・光源・その他もろもろの周辺機器は値引きあり)オリンパスメディカルシステムズ株式会社の殿様商売は、今後も続けられるのか、本社の営業存続にかかってくるだろう。オリンパスを買いたい企業は多いようだが。



(12/4/6金曜分)
QLifeの塚本内科消化器科のページに、2012年2月限定アンケートの結果が、新しい口コミとして掲載されるようになった。
QLife 感動をシェアしよう
QLifeの塚本内科消化器科のページへ
(外部リンク)

QLifeからはブログパーツの提供もあるので、下に貼ってみた。ただし、少し読みにくい。
QLife 感動をシェアしよう
『患者さんの声』調査キャンペーン
(外部リンク)

ということで、読みやすくするため、2012年2月分口コミを私がまとめて、HPの1ページとしてみた。

2012年2月限定QLife企画アンケートの結果です。


参考
(2012年2月):「患者さんの声」調査キャンペーンpdf書類
(2012年2月):患者さんの声キャンペーン郵送カードpdf書類



(12/4/9月曜分)
QLife2012年2月限定アンケート文書による分析レポート結果が、すでにQLifeから届いている。そこには、患者さまの生の声データも全て含まれている。生データには、改善要望の声も見られるので、私やスタッフでは気付かなかった改善ポイントが良く見えてくる。
なかでも多いのは待ち時間についてである。待ち時間を短くしてくれという要望は殆どなく、受け付け窓口で、現在の待ち時間を教えて欲しいという要望が多かった。以前より、私が作ったA4の大きさのボード「只今1時間待ちです」・「只今1時間半待ちです」・「只今二時間待ちです」・「只今二時間半待ちです」・「只今三時間待ちです」・「只今三時間半待ちです」・「只今四時間待ちです」を、受け付けカウンターでタイミング良く表示するよう私が指示していたのだが、受付業務の忙しさにかまけて、事務方が表示することを疎かにしているようだ。当院では、診察番号発券機で診察番号と発券時刻が印字されるので、窓口到着発券時刻(受付がカルテに記入)と診察開始時刻(私がカルテに記入)をカルテに記入しているので、診察室に入ってきた患者さまの待ち時間が一目で分かるシステムを構築している。その待ち時間の結果が、診察終了後にカルテがまわって受付窓口にフィードバックされるシステムも構築してあるわけだ。しかし、いくらシステムを構築しても、現場で動く受け付け事務職員が院長指示を遵守せず放置していれば意味がないと思われる。そのうち、院内の「診察番号表示器(私が診察室内で、手入力して無線で表示している)」に加えて、「待ち時間表示器(これも、私が診察室内で、手入力して無線で表示することになるだろう)」が必要になるかも知れない。
「当院PCホームページや当院携帯サイトで、待ち時間がリアルタイムに分かれば良い」という声があったので、試行として、本日より実施してみた。診察室にホームページ更新用パソコンを一台用意して、そこから診療時間中に診療に忙しい私が更新している。事務員さんは、パソコンでホームページの更新をするスキルは無いようだから。



(12/4/10火曜分)
17時30分で受け付け終了とし、18時00分からの【白石市医師会学術講演会】に出席すべく、マツダ・ボンゴブローニィで白石市・パレスリゾート白石蔵王に向かった。パレスリゾート白石蔵王の駐車場は、少し歩くが結構広いので楽だ。
【白石市医師会学術講演会】は、18時00分よりアストラゼネカ株式会社の情報提供 「ネキシウム=添付文書pdf書類(785KB)」から始まった。ネキシウムとは、ラセミ体であるPPI(プロトンポンプ インヒビター=強力な胃酸分泌抑制剤)のオメプラールから、活性型であるs体だけを取り出した(化学合成によって)PPI製剤である。簡単に言えば、同用量で二倍の活性=効力を持っている。海外では2000年頃より120カ国で承認使用され、10年以上の歴史があり、安全性も確立しているようだ。日本上陸にあたって紫色をテーマカラーとしており、上品な印象を受ける。会社では社員用にパープルのネクタイを作成しており、熱の入れ方が分かる。個人でパープルに小さな水玉模様がはいったネクタイを買って着用しているMRさんもいるようで、水玉はネキシウムカプセル内の丸い顆粒を現しているとのことだった。
特別講演『酸関連疾患の時代変遷と今後の展望〜Next Step〜』は18時30分から始まり、三浦内科胃腸科クリニック院長の三浦義邦先生が座長となり、東北労災病院副院長消化器内科部長大原秀一先生(昭和54年、東北大学医学部卒)が講演された。
先ず、酸関連疾患とは、@消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、AGERD、B機能性胃腸症(=FD。これは大原先生によると???らしい)のことである。結論を先に言えば、最近は酸関連疾患が増加している傾向にある。消化性潰瘍の発症因子は、昔は、胃酸分泌ストレスヘリコバクター・ピロリ菌NSAIDと言われたが、最近はストレスの関与は少なくなっている。人口の高齢化によりNSAID関連消化性潰消化性潰瘍は増えてきている。ヘリコバクター・ピロリ菌が胃に感染すると、先ず幽門前庭部に組織的胃炎を起こし、宿主側の要因により、欧米人とアジア人とでは、大きく二つの経過をたどる(詳細は割愛)。いずれにせよ、胃粘膜が萎縮することによって、ヘリコバクター・ピロリ菌は、最終的に、胃酸分泌の低下を引き起こす。従来の日本の食生活習慣は、胃酸分泌の低下に役立っていた。よって、現在の酸関連疾患が増加している背景には、ヘリコバクター・ピロリ菌感染者の減少食生活習慣の欧米化が大きく関わっている。酸関連疾患の治療のファースト・チョイスはPPIである。酸関連疾患のうちGERDは、初期治療量で治療を開始しても、保険のしばりがあって、8週間以降の維持療法では半量投与となることが多いので、殆どの患者さんの2/3のに胸焼け症状の再燃が起こってくる。オメプラールや最新型のネキシウムは、維持療法の時期になっても、「再発・再燃を繰り返す」とのコメント、又は「難治性逆流製食道炎」の病名があれば、半量でなく初期治療量がそのまま継続できるので、胸焼け症状の再燃が予防できて、使い勝手がよい。PPIは、全世界で5年10年15年20年の長期投与が行われているが、目立った副作用は出ておらず、非常に安全な薬剤である。などの知識が得られた。(以上は、メモ取らずの私の耳学問の記憶からの再生。間違っていたらゴメンナサイ。)
参考:「大原秀一先生のGERD・エソメプラゾール(ネキシウム)の解説パンフレットpdf書類(2.13MB)=「GERD(逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症)患者の多彩な症状を診る
共催:白石市医師会/アストラゼネカ株式会社にて、日本医師会生涯教育講座1.5単位(CC:21食欲不振、50吐血・下血、52胸やけ)を頂いてマツダ・ボンゴブローニィで帰った。仕事がいろいろと忙しく、忙しさにかまけて、講演会後の情報交換会には失礼した。
大原秀一先生を含め、現白石医師会長の佐藤恒明先生、前白石医師会長の三浦義邦先生、白石医師会理事の梅津先生、そして白石医師会監事の私は、東北大学第三内科の出身(私が開業した平成8年には、大原秀一先生が医局長であった)であり、仙南尚仁会のメンバーでもあるので、講演会後の情報交換会に失礼してしまったことは、大変に申し訳ありませんでした。



(12/4/12木曜分)
本日から三週連続で木曜午後三回は、学校医活動としての白石高校(外部リンク)の内科健診出張にて、午後は休診となる。
内科健診は午後1時30分から始まるので、午後1時10分過ぎにはマツダ・ボンゴブローニィに看護師さん二人(ヒロ子さん・葵さん)と診察セットを乗せて三人で、10分後の午後1時20分には白石高校駐車場に到着、大会議室では午後1時25分には健診態勢を準備する。あとは、午後1時30分から始まる内科健診に、なるべく途切れないよう学生さんに来て貰って、内科健診をこなしていく。白石高校の養護教諭の方一人が記録係となり、私が健診診察を行い、二人の看護師さんが交互に診察介助を受け持つ。
内科健診では、眼瞼結膜の貧血・結膜炎の有無、顔面挫創(面皰=にきび)の有無、甲状腺腫大の有無、肘内側・背側皮膚のアトピー性皮膚炎の有無、手指爪の貧血・爪疾患の有無、胸部打聴診で喘息・心雑音・心音変化の有無、上体前屈させての側湾症の有無などを、手際よくチャッ・チャッと、診ていく。
実は診察介助にに付く看護師さんは一人でも可能なのだが(同行看護師代として、半日1人分=4時間で4,800円=時給1,200円が、県より出る)、当院の看護師さんは全て女性なので、マツダ・ボンゴブローニィに一人だけ連れて行くと、なんだか誤解を受けかねないので、李下に冠を正さずで二人を連れて行くのである。去年までは三人の看護師さんで、二回ずつ出ていたので、1人当たり看護師代(各個人から源泉徴収されて、各個人宛てにに源泉徴収票が発行されて届く)1日1人分を県に請求するので簡単であったが、今年4月1日より看護師さんが4人に増えたので、均等に回せず、1日分2回が2人・2分の1日分が2人の計算となるが、2分の1日分の概念が会計課にはないらしく、当たり前だが養護教諭も会計にタッチできず、又、この件を会計課に伝えることが出来ない(前例がない)とのこと。さすがの役所仕事である。役所では看護師同行は1人で充分との見解は納得できるが、2人で同行したので2分の1人分ずつを2人に支払うという当たり前そうな事が理解できないようだ(これは全て、養護教諭からの伝聞に基づく。可能なのであれば、会計課=白石高校にはいなく、県庁にいるらしい=からの返答を待つ。当院は診療で忙しく、午後6時20分を過ぎないと、県庁に問い合わせの電話がかけられないので。午後6時20分を過ぎたら、県庁の勤め人は帰っていて不在であろう。)。
突然なことで仕方がないので、急遽、今回は今まで通り3人で回すよう、スケジュール表を書き換えざるを得なかった。



(12/4/14土曜分)
午前の診療終わったら、新幹線で京都に移動し、先に京都に同志社女子(中・高・大)同窓会関係で来ていた奥さんと合流して、土曜夜は京都駅中のホテル(ホテルグランビア京都)に宿泊し、翌4月15日には、 【第109回日本内科学会総会・講演会】(外部リンク)『内科学の使命と挑戦』(於:京都市「みやこめっせ」)に参加する予定であったが、色々な雑仕事が残っていたため、参加能わず、取りやめとした。内科学会の(5年に1回の)更新単位は、とっくに取得しているのだが、単位の取得は別として、学会に参加してのフレッシュな内科の耳学問が欲しい
第109回日本内科学会総会・講演会「内科学の使命と挑戦」



(12/4/19木曜分)
本日は、三週連続木曜午後の2回目の、学校医活動としての白石高校内科健診出張にて、午後は休診となる。
内科健診は午後1時30分から始まるので、午後1時過ぎにはマツダ・ボンゴブローニィに看護師さん二人(幹子さん・ヒロ子さん)と診察セットを乗せて三人で、10分後の午後1時10分には白石高校駐車場に到着、大会議室では午後1時15分には健診態勢を準備する。あとは、午後1時30分から始まる内科健診に、なるべく途切れないよう学生さんに来て貰って、内科健診をこなしていく。白石高校の養護教諭の方一人が記録係となり、私が健診診察を行い、二人の看護師さんが交互に診察介助を受け持つ予定であった。
との予定であったが、養護教諭の先生の勘違いなのか、なかなか大会議室に出務してこない。5分経ち・10分経ちしても来ないので、看護師さんでなく、私自ら、大会議室の内線電話から保健室の内線に3分間架けたが、呼び出し音のみ。これは?と思って、保険相談室の内線に架けたら、担当養護教諭の別の上司の養護教諭が直ぐに出られて、直ぐ話しがついた。大会議室担当の養護教諭は、午後1時15分頃から、玄関入り口で出迎え待機を続けていたようだ。
内科健診は、今回は午後1時45分から始まることになってしまったが、同じく内科健診では、眼瞼結膜の貧血・結膜炎の有無、顔面挫創(面皰=にきび)の有無、甲状腺腫大の有無、肘内側・背側皮膚のアトピー性皮膚炎の有無、手指爪の貧血・爪疾患の有無、胸部打聴診で喘息・心雑音・心音変化の有無、上体前屈させての側湾症の有無などを、手際よくチャッ・チャッと、診ていく。
チャッ・チャッと、診ていくが、診察の手抜きはなく、私の健診診察技量は(主にリットマン・カーデイオロジーV聴診器に助けられて)、見逃し少なく・再現性が高いものとなっているようだ。今回、心音のU音の固定性分裂が認められた学生さんがいて、ASD疑いで心エコー要精査としたが、実は去年の内科健診でも私が指摘しており、公立刈田綜合病院の循環器で心エコーなどの精査を受け、ASDは認められず経過観察となっていたそうだ。器質疾患が疑われる連続性心雑音や心基部収縮期心雑音はなかった。Erbや心尖部の収縮期心雑音は殆どが無害性の機能性心雑音だが、良く聴くと、僧帽弁の逆流や狭窄(これは若い人には稀)が聴き分けられる。今年も、僧帽弁の逆流を疑う学生さんが二人いたので心エコーでの要精査とした。この二人は、実は去年の内科健診でも私が指摘していたのだが、精査は受けていないという。(担当養護教諭からの、本人だけではなく、親御さんへの精査の必要性について家庭訪問での説明が重要だろう)。学校行事中に何かあって死亡しても、私は内科健診医師の職責を果たしているので、枕を高くして寝ていられるのである。
本日は、全て男子生徒さんなので、手際よくチャッ・チャッと、診ていかれたのであろう。3時半には終了して帰途につけた。
もう一人の内科健診医の小松和久先生は、女子生徒の健診がお好みなのか、小さい保健室に女子生徒を5人しか入室させず、健診終わって一人廊下に出たら、一人入室させるという(一室に女子が沢山集まると収拾がつかなくなるので)スタイルなので、廊下で十数人待っている女子生徒さんは、本日の冷え込みで、寒さに震えているのは可哀相。女子生徒さんは着替えにノロノロするので、終了までに5時すぎまで、かかったようだ
前回書いたように去年までは三人の看護師さんで、二回ずつ出ていたので、1人当たり看護師代(各個人から源泉徴収されて、各個人宛てにに源泉徴収票が発行されて届く)1日1人分を県に請求するので簡単であったが、今年4月1日より看護師さんが4人に増えたので、均等に回せず、1日分2回が2人・2分の1日分が2人の計算となるが、2分の1日分の概念が会計課にはないらしく、当たり前だが養護教諭も会計にタッチできず、又、この件を会計課に伝えることが出来ない(前例がない)とのこと。さすがの役所仕事である。役所では看護師同行は1人で充分との見解は納得できるが、2人で同行したので2分の1人分ずつを2人に支払うという当たり前そうな事が理解できないようだ。
突然なことで仕方がないので、急遽、今回は今まで通り3人で回すよう、スケジュール表を書き換えざるを得なかった。
一回目は(ヒロ子さん・葵さん)、二回目は(幹子さん・ヒロ子さん)、三回目は(幹子さん・葵さん)として、今回は幸恵さんには4800円程を泣いてもらった。


午後6時30分より、4月度の木曜会(白石医師会に入会している開業医の、私的な親睦飲み会)が、大手町おおはし眼科大橋利史先生4月当番監事となって、割烹大上て開催され、私も参加した。私は早めの6時10分には到着していた。今回は公立刈田綜合病院院長の高林俊文先生(都合にて副院長の麻酔科長谷川先生)はじめ、公立刈田綜合病院に新しく赴任された、森偉久夫先生(泌尿器科)河村隆先生(内科)菅谷岳広先生(整形外科)を御招待しての会合ともなった。
早めに大上に到着していたためと、他の開業医の先生がまだ3〜4人と少なかったので、直に新赴任の三人の先生との名刺交換が出来た。あとで、酔っぱらってきてから開業医が自己紹介をしても、殆ど覚えていただけないのが通例だからだ。なんと菅谷岳広先生(整形外科)は、次男の大学弓道部の2年先輩とのことで、次男の彩人(あやと)君のことを、良く覚えていてくれてた。



(12/4/20金曜分)
4月1日付けて、みやぎ県南中核病院から当院に常勤赴任された看護師の高橋幸恵さんの歓迎会ということで、当院主催の御食事会を「彩食処 えびす」(外部リンク)で開いた。「えびす」は白石市内の奥州街道(国道4号線)沿い東側にあり、当院より車で3〜4分の距離だ。外観は普通の民家宅である。駐車場は6台程度で細長く暗いときは駐めにくく、舗装がされていない。ので、私と奥さんは、奥さんの運転の車でなく、菊地タクシーで行った。民家の三室が営業用となっている。営業用といっても、民家の神棚が鎮座しているのを見ながら飲食するのはへんな気分だ。とか言っても、ここの和食の御食事は、なかなかよろしいのだ。季節の食材がリーズナブルに選択され、調理はやや家庭風味だが、なかなか手の込んだ工夫がみられる。料理の量も適量で、食器も吟味されている。休日当番医の時に、時々ここの弁当を取るが、塩味が強めにしてある以外、なかなかのものである。



(12/4/23月曜分)
常々懇意としている、私と奥さんの歯科の主治医である、吉村歯科医院先生夫妻との御食事会に行った。アルコールが飲めない、私の奥さんの運転でだ。明日の夜は、私の久し振りの歯科治療の予定なのだ。御食事会の場は、吉村先生がお膳立てしてくれた「白石元気酒場 串楽くじら)」という。宮城県大河原産の和豚「もちぶた」を使った串焼き飲み屋さんである。もち豚は柔らかく、くせがなく香ばしくジューシーである。育つ環境と食餌によるのだろうか。
ばら串焼き:バラ肉がジューシーでたまりません〜〜塩がお勧めです(1本200円)・レバー串焼き:鉄分が豊富でヘルシー食材 うまいよ〜〜(1本150円)・豚ハツ串焼き:独特の食感がくせになります 焼き立てを召し上がれ(1本150円)・豚タン串焼き:これが究極の豚タンです。仙台牛タンに挑戦状!!(1本150円)・豚トロ串焼き:コリコリの食感ですね 霜降りのお肉を焼きあげます(1本150円)・『和豚串焼き盛り合わせ』:5種の
お得な盛り合わせ(800円)・豚の唐揚げ〜〜:かりかりにあげちゃった マヨでどうぞ〜(500円)、などをいただき、中ジョッキ三杯もすすんだ。



(12/4/24火曜分)
奥さんの付き添いで、予約通り午後6時45分に吉村歯科医院に歩いて2分で到着。しばらく待ってから私の順番となり3番の歯科ユニットに案内された。新しい若い女性の歯科助手さんが担当してくれた。吉村先生のタービンが始まったら、助手さんのバキュームが突然止まってしまった。今日は縁がわるいので中止、歯科治療は次回に延期となるのかと、少し期待していたら、ほどなくバキュームが突然復活して、治療に突入していった。吉村先生の判断で、今回は取りあえずの歯科処置となり、次回は二週間後の5月8日の予約となった。緊張していて全然気がつかなかったが、新しい女性の歯科助手は、昨日行った「くじら」の注文受けの女性店員さんだったそうだ。制服と部屋の明るさが全然異なるので、全く分からなくて、あとでビックリした。



(12/4/26木曜分)
本日は、三週連続木曜午後の3回目(今年最後)の、学校医活動としての白石高校内科健診出張にて、午後はまた休診となる。
内科健診は午後1時30分から始まるので、午後1時10分にはマツダ・ボンゴブローニィに看護師さん二人(幹子さん・葵さん)と診察セットを乗せて三人で、10分後の午後1時20分には白石高校駐車場に到着、保健室では午後1時25分には健診態勢を準備する。あとは、午後1時30分から始まる内科健診に、なるべく途切れないよう学生さんに来て貰って、内科健診をこなしていく。今回も白石高校の養護教諭の方一人が記録係となり、私が健診診察を行い、二人の看護師さんが交互に診察介助を受け持つ予定である。
本日は女子生徒が対象である。女子では、貧血甲状腺腫大のチェックが更に慎重となる。また、女子では顔面挫創(面皰=にきび)の評価が、将来のコスメティックな領域に大きく関わるため、いきおい慎重とならざるを得ない。 本日は、女子生徒さんなので、手際よくチャッ・チャッと、診ていかれず、着替えにノロノロするので、やっと4時半過ぎに終了して、帰途につけた。 もう一人の内科健診医の小松和久先生は、男子生徒の担当だったので、相当早く終わって、既にお帰りのようであった。
やはり、県の教育委員会の会計では、看護師さんの同行に対する謝金としては、一人一コマ1日あたり4時間で4800円(時給としては、1200円)と決まっているようで、前回に問い合わせてみておいたが、二分の一コマの概念がないようなので、今回も三人の看護師さんで、二回ずつ出て、1人当たり謝金を一コマ4800円請求することとなった。最終日の本日、看護師さん3名の「銀行振込願い用紙」を、それぞれの看護師さんが学校に提出した。仕方がないので、来年の次回からも今まで通り3人で回すよう、出向スケジュール表を調整しなければならない。
一回目は(ヒロ子さん・葵さん)、二回目は(幹子さん・ヒロ子さん)、三回目は(幹子さん・葵さん)に同行してもらって、今回は幸恵さんには4800円を泣いてもらうことが決まった。



院長周辺雑記のページに戻る

▲HOME