院長周辺雑記(96:2014年11月分)




(14/11/6木曜分)
午後5時に診療を終了し、午後7時から8時30分まで開催の【平成26年度宮城県広域化予防接種事業研修会pdf書類(506KB)(仙台市・仙台国際センター(外部リンク))に行ってきた。この研修会を受講しないと、宮城県内の医療機関は、平成27年度宮城県広域化予防接種事業に参加しての予防接種活動が出来ないのだ。で大ホール(座席数 1000席(車椅子用6席を含む))での開催となったわけ。地下駐車場は定数94台分(+身障者用2台分)なので、早く行かないと駐車できず、午後5時5分にはZ4 Mロードスター当院出発となった次第。高速使って仙台国際センターの地下駐車場には午後5時46分に入庫、所要時間41分間であった。結構4000〜6000回転を多用し、4・5速での走行で、遅い車列を右から追い越し、左から追い抜き、菅生サービスエリア前の長い上り坂では?80km/h出ていた。小雨がパラついていたのでオープンでなくクローズ状態であった。地下駐車場で駐車した場所は、白石市の引地泌尿器科院長のケイマンSの斜め向かいであった。御利益で最高でも?20km/hしか出ないケイマンSの運転席と助手席の間には大きい神社の御札が鎮座していた。定刻午後7時より1時間5分前までに大ホールに着いたら、がら空きで約十名ほどが着席していた。遠くに引地よしなお先生を見つけたので、先生の隣に着席させてもらった。先生はワンちゃんに晩ご飯を食べさせてから午後4時半に白石を出てきたそうだ。定刻7時前からはゾロゾロ入ってきて、定刻過ぎて1時間もしたら、座席は超満員御礼状態で立ち見もでる程(約千人)の盛況であった。
定刻にはメーカーの田辺三菱製薬(外部リンク)から同社取扱ワクチンの四種混合「テトラビック皮下注シリンジpdf書類(0.98MB).製剤写真(外部リンク)の製品説明があり、次いで嘉数宮城県医師会長の挨拶があり、宮城県医師会常任理事の奥村秀定先生が平成27年度宮城県広域化予防接種事業の説明をされ、続いて福島県立医科大学小児科学講座教授の細矢光亮先生が『予防接種 最近の進展と新たな課題』を講演された。日本のワクチン研究は、現在まで世界でもそれなりにもトップの進展をとげているが、1997年頃から行政がワクチン接種事業に及び腰となり、大きなワクチンギャップが出来てしまったそうだ。さすが小児科教授だけあって、小児の多種のワクチンの覚えきれないほどの接種時期(日本小児科学会のHP(外部リンク)で公表されているそうだ)の詳細・小児の多種のワクチンについて個別の詳細・予防効果の説明はあったが、私が特に聞きたかった先天性風疹症候群予防のための成人の風しんワクチン.風しん麻疹混合ワクチンや誤嚥性肺炎死を防ぐ高齢者肺炎球菌ワクチンについては、あっさり流された感じであった。細矢光亮先生は昭和58年に福島県立医科大学を卒業(昭和34年位生まれの55才?)され、同年福島県立医科大学小児科に入局され、平成19年より現職だそうだ、とは司会役の話。黒髪の若く見える先生です。質疑応答の時間が最後に設けられたが、帰り支度でゾロゾロ帰り始めたフロアーからの質問はなく、何となく散会となったのを私は着席しながら観察していた。帰りには雨があがり、オープンにして走行、風が気持ち良い。蔵王町付近になると走行車が途切れて?20km/h出してしまった
仙台国際センター 駐車料金 領収書



(14/11/11火曜分)
午後の診療は休診にして、午後2時から「予防医学活動」白石陽光園)のインフルエンザ予防接種)に、事務・看護スタッフ達と出張してきた。年中行事で陽光園さんも慣れていて、約90名(都合がつかない残り約10名は後日接種)の接種は1時間ほどで終了、終了後は30分間施設内でコーヒーをいただいて待機、何事もなく3時40分には当院まで送っていただく。
さて、これからが私・事務・看護スタッフ達の事務仕事が忙しく、終わったのは午後6時前となる。スタッフ達は帰り、私もホッとして二階の院長室で発泡酒を飲み始めたので、つい失念して行きそびれてしまった。それは・・・
白石市医師会学術講演会
18時00分〜・白石市・舞鶴会館 3階
製品紹介:18時00分〜「マクロライド系抗菌薬 クラリス錠200」大正富山医薬品(株) 学術研修センター 仙台医薬一課 片野 賢太 先生
特別講演:18時30分〜・座長:大泉記念病院 副院長佐藤 和彦 先生
気道感染症におけるマクラロイド系薬の役割〜インフルエンザ・COPDの話題も含めて〜
演者:東北大学大学院 医学系研究科 先進感染症予防学寄附講座 教授山谷 睦雄 先生
日本医師会生涯教育講座:1.5単位(CC:28:発熱、42:胸痛、46:咳・痰)
共催:白石市医師会/大正富山医薬品株式会社
・・・であった。



(14/11/13木曜分)
白石市医師会11月夜間移動理事会】が、午後7時から大河原町の「和風 大ひょう」であった。日中昼休み時刻の定時理事会と同じく、各理事からの報告事項と協議事項があり、審議するのだが、その後に相互親睦目的の会食があり酒がはいるのが楽しい。帰りは、行きと同じく送迎のジャンボ菊地タクシーで白石市に帰る。



(14/11/15土曜分)
スタッフとの御食事会で「みちのく庵」に泊まった。私と奥さんはスィートルームである「淡麗の間」であった。「よしながさゆり」さんも泊まった部屋だそうだ。御食事は手の込んだ和食で美味しくいただいた。奥さん以外は飲める質である。翌日早朝には、源泉垂れ流しの檜製露天風呂に潜ってみた。私は風呂嫌いで朝シャワー型だが、「よしながさゆり」さんも入った浴槽なら、浸かってみたかったのです。



(14/11/16日曜分)
本日は、10時00分〜16時00分まで仙台市のホテルJALシティ仙台 2F 「ローズ」で
仙台漢方入門セミナー】(pdf書類228KB)
講師:センプククリニック 院長 千福 貞博 先生(1983年大阪医科大学卒業)
定員:30名(定員になり次第締め切り)、参加費:5,000円(昼食代等を含む)
プログラム:
10時00分〜10時45分 漢方薬との出会い〜漢方を診療に取り入れた理由〜
10時50分〜12時20分 おすすめ10処方『消化器・呼吸器疾患』
<昼食>
13時00分〜14時00分 腹診実技〜診断から処方選択〜
14時10分〜15時40分 すぐに使える漢方『プライマリケアと漢方』
15時40分〜16時00分 質疑応答
主催:株式会社ツムラに出席受講の予定であったが、予告パンフレットの但し書きには、小さく、「セミナーで撮影した静止画・動画をツムラのサイトで公開するかも知れない」旨を告知してあったので、緊張するだろうと考え、朝方に奥さんに断りの電話を入れて貰った。
たしか約2年前にも千福 貞博 先生の漢方入門セミナーがあったのだが、その時は都合がつかず残念であった。



(14/11/18火曜分)
午後の診療は17時30分までにして、大河原町・総合会館 ララ・さくらで18時30分から20時30分まで開催された【仙南地区宮城県臨床内科医会学術講演会】(pdf書類163KB)を受講してきた。
総合司会:山家内科小児科医院 院長 山家 誠 先生
開会の挨拶:宮城県臨床内科医会 会長 山形 淳 先生
日本臨床内科医会紹介DVD:18時40分〜18時50分
診療報酬審査に関する懇談会:18時50分〜19時30分
座長:熊谷内科医院 院長 熊谷 明 先生
演題:『保険診療に関する話題
講演者:宮城県国民健康保険診療報酬審査委員会 委員長 大槻 昌夫 先生
特別講演:19時30分〜20時30分
座長:金沢内科胃腸科 院長 金澤 義彦 先生 に代わり山家 誠 先生
演題:『食事療法が守れない糖尿病患者とどう向き合いますか?
講演者:鶴ケ谷クリニック 院長 小竹 英俊 先生
閉会の辞:佐藤医院 院長 佐藤 恒明 先生 に代わり三浦内科胃腸科クリニック 院長 三浦 義邦 先生
日本臨床内科医会指定医研修講座:4単位・日本医師会生涯教育講座2単位(CC:3:公正・公平な医療、7:医療制度と法律、76:糖尿病、82:生活習慣)
共催:宮城県臨床内科医会/小野薬品工業株式会社/アストラゼネカ株式会社
後援:名取市医師会/岩沼市医師会/柴田郡医師会/白石市医師会/角田市医師会/亘理郡医師会
天気が良かったので、オープンにして行き帰りした。



(14/11/20木曜分)
診療は通常通りだが、(午前中は、宮城県対がん協会の平成26年度白石市胃がん検診〔大鷹沢公民館〕にて、当院内待機。)がある。あと、11/26(水)〔健康センター〕も同様。



(14/11/27木曜分)
午後の診療は休診にして、午後2時から「予防医学活動」トーカドエナジー白石工場)のインフルエンザ予防接種)に、事務・看護スタッフ達と出張してきた。4年目でトーカドエナジー白石工場さんも慣れてきたのか、約110名の接種は2時間ほどで終了、終了後は30分間待機、何事もなく4時30分となる。行きと同様、当院まで私運転のブロウニーにスタッフを乗せて帰った。さて、これからが私・事務・看護スタッフ達の事務仕事が忙しく、スタッフが終わったのは午後6時過ぎとなったことだろう。

私は、19時00分から大河原町・桜フローラで開催される、【平成26年度宮城県医師会主治医意見書に係わる研修会】<仙南地区>に参加するため、先にでた。
演題:講師
@「介護保険制度の現況について」:宮城県保健福祉部 長寿社会政策課介護保険推進班
A「我が国の介護保険制度主治医意見書に係る審査判定の手順等について」:三浦内科医院 院長 三浦 正雄 先生



(14/11/28金曜分)
夕方のTVのニュースで、「東京でインフルエンザの流行が始まりました。11月にインフルエンザの流行が始まったのは7年ぶり。早めのワクチン接種が呼びかけられています。」との報道があった。

午後の診療は17時00分までにして、 19時00分から21時00分まで仙台市・ウェスティンホテル仙台 2F 「竹」で開催される【喘息フォーラム in 仙台pdf書類(94KB)に参加してきた。通常は仙台の自宅に帰ってから家人に会場まで送ってもらうのだが、本日はウェスティンホテル仙台地下駐車場に直行したので、ゆっくり行ったつもりが定刻1時間以上前に着いてしまって一番乗りとなってしまった。講演会後の情報交換会には出ないが、駐車券を無料駐車券に交換して貰った。本日の会合は、三日後の12月1日にフルティフォームが投薬期間制限が解除される(120吸入用/缶が出る)ので、気合いが入っているようだ。120吸入用/缶の製剤見本も貰った。

製品紹介:19時00分〜19時15分 杏林製薬株式会社 「喘息治療配合剤 フルティフォーム
症例報告:19時15分〜19時45分
座長:株式会社 仙台気道研究所 代表 田村 弦 先生
T他の配合剤からフルティフォームに切り替えた症例
演者:NTT東日本東北病院 呼吸器内科 部長 高橋 識至 先生
U当院におけるフルティフォームの使用例
演者:東北労災病院 呼吸器内科 部長 三浦 元彦 先生
特別講演:19時50分〜20時50分
座長:東北大学大学院医学系研究科 呼吸器内科学 教授 一ノ瀬 正和 先生
喘息の治療戦略−ICS/LABA新規配合剤(pMDI)の大いなる可能性-
演者:近畿大学医学部 呼吸器・アレルギー内科 主任教授 東田 有智 先生
主催:杏林製薬株式会社
後日2014年12月作成の【講演要旨】パンフレットpdf書類(2.83MB)



(14/11/29土曜分)
昨日のニュースの影響でもないだろうが、本日は特にインフルエンザワクチン予防接種希望のの患者さま多く、午後3時半過ぎに診療終了となった。インフルエンザHAワクチン接種申込書・予診票(任意接種)pdf書類(292KB)の裏面に記載されている文言1)接種後30分間は、アレルギー反応が起こることがありますので、医師とすぐ連絡が取れるようにしておきましょう。どおり、当院では接種後30分経過しないと玄関から帰らないように説明している。その間に薬を受け取り会計を済ましていると丁度よい時間とはなるのだが。よってスタッフ達の一部は用事(事務仕事やレントゲン・画像システム終了や掃除など)を済ましながら、午後4時過ぎまで待機となった。




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