院長周辺雑記(63:2012年2月分)




(12/2/1水曜分)
になって、患者さまも途切れてきた午後6時半過ぎに、本間消防の人(昨日の人と違う人)とSECOMの人(これまた昨日の人と違う人)が次いでやってきた。本間消防の人は、センサーの故障というより配線の不具合だろうとの見立てで、一つずつ(センサー含めて点検箇所が一階分で全部17カ所あるという)センサーなどを外しては、配線のビニール絶縁電線(一カ所で数本以上ある)を目当てを付けて一本づつニッパーで切断して絶縁剥いて、電圧やら抵抗を測定して基準範囲ならOKとして、切断した絶縁剥いた銅線を絡げて再接続し、団子の様に絡んだ銅線を周囲から絶縁するため絶縁ギボシを被せてカシメるという、気の遠くなりそうな、しらみつぶしの電工作業を開始した。2時間以上かかりますよとの事で、私は2階に退散して飲み始め、あとは奥さんにまかす。SECOMの人は、本間さんの作業終わったら又来ると、これまた退散す。
翌日、奥さんに聞いた話では、「配線の一本が劣化していたので交換しました」との本間消防さんの説明だったようだ。開業して15年以上も経過したので、いくら業務用とはいえ、故障しだす時期となってきたのだ。
民生用(家電など)は5〜10年間大きな故障が発生しなければ良し、業務用(業務用エアコンなど)は、商売用なので最低15年間〜20年間は大きな故障が発生しないよう設計されていて、部品の材質も民生用とは違い吟味された物が使われている。軍事用はどうなっているのか知らない。
旧ソビエト軍に納入されている軍事用の三段カスケード暗視鏡を、20年ぐらい昔に代理店から購入(15万)したことがあるが、3年と持たずに動作不能となった。分解してみると、電気系防湿のために基盤類が透明なシリコンゴムで封入されているが、透けて見えるダイオード・抵抗・コンデンサーチップやコイル類は導線のメッキ材質を見ても、目にも非常にみすぼらしいものであり、半田ごて配線も手慣れた美しさはなかった。ノルマをこなすだけの国家公務員級おばちゃん達が作ったのだろう。こんな部品ではむべなるかな、の状態。旧ソビエトでは、たまに軍用有人衛星がパラシュートなしで地面に落下したり、航空ショーでお披露目の軍用機が毎回必ずといってよいほど墜落したり、軍用原子力潜水艦が二百六十人の命を載せて沈没したりしたものだが、旧ソビエト軍の軍事用暗視鏡を分解してみたら、成る程と思い当たった次第。とても命は預けられません。
業務用でも人の命が係っている医療器械(例えば、当院の東芝製リモートレントゲン撮影透視台)では、例えば30個位つかわれているリレースイッチ部品でも、実際の電流より定格の大きい信頼性の高い日本松下製(1個2500円位とのこと)を使っている。ケチれば1個800円の他メーカー部品でも充分機能をはたすであろう。リレースイッチ部品は接点の焼損により劣化していく消耗部品である。定期の保守点検時期には、東芝の技術者さんは、不具合の有無に関係なく、一定の使用時間が過ぎたリレースイッチ部品を、どんどん新品部品に交換していく。医療器械ではトータルの信頼性が求められるので、小さな部品管理一つでも気を抜けないのだ。故障の兆しがなくとも、決められた使用時間が過ぎた部品は新品に交換していく。これが保守の原点であろう。



(12/2/2木曜分)
QLifeの2012年2月限定アンケート調査を、昨日2月1日より月末29日までの一ヶ月間施行している。これは医療機関に求められている機能の一つ「患者満足度調査」である。アンケートの回答は、もちろん匿名で、パソコン・携帯や葉書の投函で行えるようになっている。100名に1000円の図書カードが当たる。これで、色々な評価項目での満足度が当院にフィードバックされ、気づかなかった点が具体的に見えてくる仕組みである。当院の良いところ・改善してほしいことを書く、記述式の割と大きい欄(葉書の場合、葉書一枚の大きさ)も設けられている。説明チラシ500枚・葉書用紙500枚でセットとなっている。
参考:「患者さんの声」調査キャンペーンpdf書類
参考:患者さんの声キャンペーン郵送カードpdf書類
これがなかなか難しいのは、それざれの患者さまにアンケートを御願いするタイミングと、それぞれの患者さまに合った御願いの言葉のかけ方だ。このアンケートの目的、すなわち当院を患者さまに更に満足していただける施設にしていくことの参考にさせてほしいと言うことを理解していただく事がキモなのだが、まだ慣れなくギクシャクして難しい。こちらの真剣な気持ちから、自然に発せられる言葉が望ましいと考えている。なのでアンケートの御願いはスタッフまかせにせず、シャイな私一人で行っている。
本日は朝から雪がふりやまぬ。東北自動車道は、昼頃も泉から福島飯坂まで上下線とも通行止めである。当院は国道4号線白石バイパスに面しているので、下に降ろされた大型トラックが当院前で渋滞している。雪が駐車場に降り積もり、昼過ぎには車高(最低地上高)が低い車は、フロントリップスポイラーでラッセル車状態か亀の子状態だ。森合造園建設さん関連の業者さんに御願いして、3人来てもらって人力で除雪してもらった。当院職員さん帰れなくなりそうなので、午後は休診となった。
本日は寒冷・降雪で半日のせいか、患者さま少なく、久し振りにインフルエンザ患者さまの来院はA/B=0/0となった。



(12/2/3金曜分)
火災警報機誤作動の件があった日に、火元有無やセンサー点検のため各所を廻ったところ、半地下にある床暖房用灯油ボイラー兼ポンプ室の点検で、地下のコンクリート床上に数センチの冠水を認めた。奥さんに連絡してもらって、本日昼頃に安藤建設の担当さんが見に来られ、連絡してくれて、夕方には下請けの上下水配管を得意とする「加納工業所」のおっちゃん(私たちは信頼と親しみを込めて、こう呼んでいる)が、仙台から来てくれた。論理的な頭のおっちゃんは、ひと目見回して、問題箇所を2点に絞ってくれた。一つは灯油の燃焼で生成される凝縮水の排水パイプの、屋外の部分が最近の零下の寒さでパイプ内の排水が凍結して詰まって、排水の役目をなさず、室内側に溢れてきていたのだ。もう一つはエア抜きバルブの不調も考えられるという。これは分解しないと分からないので、後日の修理か交換となるようだ。コンクリート床上に数センチ溜まっている水も、後日に人力?で汲み出してくれるそうだ。



(12/2/8水曜分)
トーカドエナジー 白石工場産業医を、2009年から嘱託で引き受けている。従業員数が多いので、日本医師会認定産業医の資格が必要である。産業医の職務として、毎月第一水曜日の午後に、白石市東町にあるのトーカドエナジー白石工場に出かける。当院塚本内科消化器科の診療所より車で5〜6分の距離で、意外に近い。今月2月は、月初めが水曜日だったので、会社の都合で本日の第二水曜日が出務日になったのだ。午後2時〜午後3時までが、労働安全衛生委員会に出席し、午後3時過ぎ〜午後4時過ぎまでが職場巡視の時間となる。
トーカドエナジー白石工場は、旧工場の南隣に2011年中に新工場が建設pdf書類され、12月には旧工場よりの引っ越しも完了し、労働安全衛生委員会は2012年1月より新工場の3F会議室(又は3F大会議室)で行われるようになった。

トーカドエナジーHPに掲載されている、旧工場。現在取り壊し中です。

トーカドエナジーHPに掲載されている、新工場の予想完成図。
建物は完成しており、白石工場から外観写真を本社に送ったが、本社ではHPでの工場写真はまだ更新していないそうだ。手前に見える駐車場が、旧工場の敷地である。旧工場取り壊し中で、駐車場はまだ完成していない。
約1時間の労働安全衛生委員会を終えてから、本日の職場巡視は、少し離れた新幹線沿線近くの第二倉庫で行った。この第二倉庫での業務は、そのうち新工場の方へ移管される予定で、すでに、従業員12〜3人だったのが4人位に減っているそうだ。
ここでは、プロカメラマンで知らなければ潜り?だといわれる、知る人は知っている

SEA&SEA
(外部リンク)
ブランドの製品一部を委託生産している。



(12/2/9木曜分)
宮城県立白石高校の内科校医として、【平成23年度 第2回白石高等学校学校保健委員会】(13:30〜14:30)に出席するため、白石高校の銀杏ホールに行ってきた。議事進行資料で例年と異なるのは、宮城県内の一部の公立学校プールの放射能測定結果一覧表pdf書類で出ていたことだ。測定した全てのプールで不検出(1Bq/kg未満で不検出とされている)となっていて安全だとのこと。これはもっともで、プールの水を入れ替え、上水道水を給水して張った後1ヶ月弱未満に測定するのだから、未検出となるのは当たり前。水道水の放射能を測定しているのと変わらない。水道水の放射能は現在のところ、宮城県内全てで未検出なのだから。なんと、水の給水が遅れていて、張り替えていないプールの所は、「給水が遅れているため検査は後日の予定」とのコメントが堂々と記載されているのには驚いた。本当のところは、張り替えた後、水道水がどのような経過で降り積もってくる放射能で汚染されるのかを経時的に測定して、情報公開してもらいたいものだ。この一覧表をみて何の疑問・質問も呈さない委員先生方ばかりなので、びっくりした。気がつかないのか、大人だから黙っているのか。私は大人のふりをしていた。
午後の診療は、30分おくれで、14時30分からとなった。



(12/2/10金曜分)
夕方に突然、聞いたこともない「ホープさん」から、院長の私に直電がきた。
当院では、白石市ホームページのトップページにバナー広告を出稿している。白石市との直接契約でなく、間に広告代理店さんが入り、契約業務の代行をして業者さんも商売しているようだ。今までは、白石市南町のコスプレ用コスチュームネット通販兼業の「有限会社 ヤマネット」(外部リンク)さんが請け負っていたが、次回更新時期からは、福岡県福岡市に本社がある(財源確保でgoogle検索)(外部リンク)の「株式会社 ホープ」(外部リンク)さんに変わったらしい。今年1月頃の白石市ホームページに、バナー広告代理店募集契約の案内が掲載されていた(広告代理店を募集します(平成24年1月20日掲載))が、それを目聡くホープさんが見付けたのであろう。多分、ヤマネットさんに比べ、取り分を安くして白石市の財源確保に貢献するのだろうが、他県の大きい会社が地元会社の仕事をうばうのは、いかがなものか。白石市役所側では何を考えているのだろう。いや、入札だから安いところに決まるのは当たり前か。広告料からの収入が少しでも上がったら、財源確保に資すると考えているのかしら。
ちなみに、当方が払うバナー広告料は、月5,250円である。ここから白石市と代理店が、どのような比率で分配しているかは、私には知らされていない。
新しいバナー



(12/2/11建国記念の日・土曜分)
貴重な休日の午後2時30分より【日立メディカルITセミナー 2012 in 仙台pdf書類】に参加した。会場:TKP仙台カンファレンスセンター(ソララガーデン・オフィス3F)、主催:日立メディカルコンピュータ株式会社、協賛:株式会社日立メディコ/日立アロカメディカル株式会社である。
中医協で具体的点数が決まったのが2月8日だったので、以下の書類では2月11日のセミナー資料として印刷が間に合わなかったため、決定していなかった点数はと表記されている。
@(14:30〜14:55)追加『ご存じですか?コンピュータレセプト審査の強化pdf書類
A(15:00〜15:30)第1部『平成24年度同時改訂 診療所の影響を探るpdf書類
B(15:40〜16:40)第2部『クリニックIT化最前線』
C(14:00〜17:40)同時開催『体感 ! 日立のITソリューション・デジタルクリニック
pdf書類pdf書類中の、@Aを聴講し、CでIT機器の使い勝手を試させていただいた。@Aの耳学問は、頭に良く残る。Bは割愛させてもらった。
要するに、日立さんとしては、自社製品のレセプトチェックシステムべてらん君コラボ」をアピールする場だったのだ。べてらん君コラボは当院では既に導入済みのシステムであっが、今後のコンピュータレセプト審査の強化に対応出来るかどうかが知りたかったのだ。今回の説明で「べてらん君コラボ」は審査の強化に事前対応出来るような事前バージョンアップが施行されていくようで、とても安心できました。



(12/2/14火曜分)
久し振りに午前の診療が午後1時過ぎには終了できたので、午後の診療が始まる午後2時まで、昼休みがとれることになった。2階の院長室でほっこりして、ミニカップラーメンに湯を注いでいたら、いつもは広告の大量のダイレクトメール(DM)攻撃をしかけてくる株式会社アールエフ(外部リンク)からダイレクト電話がきた。アールエフ仙台店(外部リンク)担当の伊●元●さんという方からだ。デジタルレントゲンNewNAOMI(外部リンク)の出張30分間デモを、当院でやりたいとのこと。私は、デジタルレントゲンNAOMIの画質・操作性が最近つとに良くなって来ているのを、昨年7月中旬のアールエフ仙台店開店記念キャンペーンの時期に、仙台店に見学に行って確認していた(開店記念として、12000円相当のガソリン発電機を無料で一台頂きました)ので、とても興味を持っていたところだ。以前5年ぐらい前(その時は、とてもレントゲン画像診断に使える画質は出ていなかった)から2回ほどアールエフ東京店(外部リンク)に見学に行っていたので、最近の画質の向上には注目していて、やっと診療の現場で診断に耐え得る画質が得られる状態になったのだ。しかし、やはり店頭でのデモ画像を見るだけでは心許なく、実際に当院に機材を持ってきてもらって撮影してみて操作し実感して確かめる必要があるとは感じていた。いつでも来てくれるとのことで、早速明日15日の18時10分からのデモを御願いした。
そして、私は昼食を食べそこねた。



(12/2/15水曜分)(あくまでも、個人の感想です。)
午後6時20分頃からの「デジタルレントゲン(デジトゲン)NewNAOMIの出張30分間デモ」は、とても満足できる結果となった。
午後5時50分頃に、アールエフ仙台店から伊●元●さん他2名が来院。機材を搬入してセットアップ。医師の私がレントゲン照射をして、各照射条件による初期設定出しを行い、デモ撮影の準備が午後6時半頃には整った。これは初期設定なので、一旦設定したら、日々の業務では必要ない。
看護スタッフにも集まって、約8Kgあるセンサーの撮影台での上下動・撮影台からの取り外し移動を体感してもらう。従来の大角銀塩レントゲンフィルムカセットに比べ、8Kgの半切センサーは割と重い。床に取り落としたらしたら殆ど全損で定価250万円との話しを聞いたスタッフ達は、ビビッてしまっていた。アールエフさんの話しでは、今までに床に落とした医院さんの事故はないそうな。たとえ全損になってもVIP保障のメンテナンスに加入していれば、直ぐに代替機を仙台から持ってきてくれて、修理費は無料(安い?)とのこと。安心すべし。扱いが慣れてくるとコツが分かってくるのか、へたに落としたら全損修理となるオリンパスの内視鏡(H260Zは一本定価300万円台)も、現在はスタッフ主導で脱着・配管・洗浄・乾燥・保管まで自主的に行えている。これもひとえに代替機あり・修理費無料の保守メンテナンスに加入しているからであろう。
私を被験者として、胸部レントゲン(大角)を、私が撮影した。撮影後5〜10秒位の短時間で、19インチカラーモニター(=10万。19インチモノクロモニターだと、同時比較すると画質がよいが、70万)に出力される。コニカCR(フジFCR)のイメージングプレートを、撮影後に読み込み機に挿入し終わるよりも、速く、これには体速実感させられた。
さて一番大事な画質はどうかと言うと、レントゲン撮影後に取り込んだDYCOMデータが、初期設定では、通常の銀塩フィルム画像に近い画像に、jpeg画像でモニターに表示される。このままでも、通常診断に耐え得る画像である。便利なのは、マウス一つで(マウスのホイール・ホイールプッシュ・右・左ボタン)、画像全体の輝度・コントラスト(ガンマ)・部位のドラッグ・拡大・縮小・骨条件での描出・白黒反転・心胸郭比(時系列でグラフ表示機能がある)の測定などが簡単に出来る。またモニター上で、画面を2・4分割して、過去画像との比較も簡単に出来る。まあ、これらの機能はコニカCR(フジFCR)と殆ど同等ではあるが、レスポンスが速い感じがする(あくまで個人の感想です)。年々進化しているようで、去年7月の仙台営業所でのデモでは、画像を極端な条件にすると見えてくる、集合したCCDカメラの境界縁のタイル目地模様が、今回は出なくなっていた。この目地模様が見えると、まだデジトゲンは完成していないなあ、との印象が強かったものであるが、今回目地模様がどんな条件でも出なくなったので、とうとうデジトゲンは完成の域に達したとの感慨が強かった。
あとは、導入後に壊れてくれないことを祈るのみである。VIP保障のメンテナンスは5年間(月に9600円位かかる)とのことで、その5年後のメンテナンスの更新については聞き忘れた。RFはメンテナンスには弱いとは、2チャンでは既に定説のようになっているのだが。



(12/2/25土曜分)
深夜からの降雪で白石市内でも最近では珍しい20センチ以上の積雪量となり、降雪による事故などで東北自動車道は上下線とも福島飯坂から平泉前沢まで(宮城県内は全線)通行止めとなり、当院前の国道4号線バイパスは降ろされた大型トラック・乗用車などで渋滞して動かず、せっかく受付を11時30分までに制限して午後0時半から4号線経由で向かったとしても、とても仙台の国際センターに午後3時には到着能わず、事故の危険も伴い寒いので、残念ながら本日のオリンパス第9回東北消化器内視鏡懇談会】は参加を断念と決断した。午後1時頃に、私が2階の院長室設置の駐車場モニター画面で見ていると、寒い中を当院スタッフ達は、嬉々として当院駐車場に駐めている各自の通勤車の雪下ろしと進路確保の地面除雪に半時間は要していたようだ。門扉はスライド一体型でレールがなく地面からは浮いているので少々の積雪ではものともしないのは成功だった。以下に本日予定のプログラムを記す。
【第9回東北消化器内視鏡懇談会】 「開催にあたりpdf書類」 「開催のご案内pdf書類」 「プログラムpdf書類」(仙台国際センターにて午後3時〜6時10分)参加費:1000円
@シンポジウム:『大腸内視鏡検査の新しい試み〜苦痛軽減と診断精度向上を目指して〜
A特別講演:『超音波内視鏡の新しい役割〜穿刺診断から治療まで〜
 福島県立医科大学 会津医療センター準備室 消化器内科 入澤 篤志 先生
B『内視鏡機器取組み状況報告
代表世話人:小原 勝敏 先生(福島県立医科大学付属病院  内視鏡診断部)
主催:東北消化器内視鏡懇談会 共催:オリンパスメディカルシステムズ株式会社・オリンパスメディカルサイエンス販売株式会社
後援:内視鏡医学研究振興財団
日本医師会生涯教育講座(3単位)(CC:21,22,27,50,53,59)は、貰いそこねました。
私が会に先立つ事前のオリンパス宛て質問要望アンケートFAXで、新型ウォータージェット装置のプラスチック製鉗子孔コネクトアダプターの不具合(装着しても内視鏡本体との結合が弱く、隙間から圧力がかかったウォータージェットの水が外部にダダモレし、肝心の内視鏡先端鉗子孔からはウォータージェットの水が出ないという、設計・材質が甘い欠陥品)につき指摘を提出していたところ、その対応策として昨日2月24日の昼休み頃にオリンパス営業担当●●さんが来院してきたので、実際に動作させての不具合を見せたところ、目の当たりにしてビックリしていた。営業所には実際の製品は何もなく動作を確かめることも出来ないそうだ。営業に徹しているのだ。実際の製品は、製造・修理工場(福島県にあり、震災で半年ほど本格稼働不能となった)と研究所にしか置いていないそうだ。●●さんは、「この件に関しては、懇談会でオリンパスの技術の人から説明させますから」とのことであったが、本日の懇談会で徹底追求できなくて残念。私が本日参加できぬとの連絡を、国際センターで詰めているオリンパススタッフさんに入れたところ、オリンパスさんはホッとしたことだろう。
技術(研究・開発)は良いんだが、経営がね・・・と言われるようになったオリンパスさん、こんな製品だすようになったら、技術もなぁー・・・と言われますよ。
オリンパスNBI強調拡大観察内視鏡は現在の内視鏡技術の頂点だ、絶賛している私なのだが。



(12/2/29水曜分)
医療機関では「患者満足度調査」アンケートの実施と公表が、厚労省より推奨されている。義務化はなされていないが。当院では、患者さまの医療機関選択の目安になるとも考え、過去2009年2月と2009年9月に実施した。当時より3年間経つので、今回2月の一ヶ月間を期間として実施してみた。
 2012年2月1日より2月本日29日まで1ヶ月間、「患者満足度調査」(宮城県医療整備課への外部リンク)を、実施した。実際には、株式会社QLife(外部リンク)にアンケート業務を委託した。アンケートは、パソコン携帯専用葉書で回答でき、アンケートに回答しても、患者様の氏名などの個人情報は、一切当院にQLifeから知らされない仕組みの企画なので、安心してアンケートへ参加をできるようになっている。アンケートに参加すると、希望者には、抽選で100名様に1000円図書カードが、プレゼントされる。
 アンケートの資材は、当院待合室に、自由に持ち帰られるよう用意して、また、当院院長が患者さまの診察終了時に、手渡しいたしました。本日29日には、合わせて1000部の、「『患者さんの声』調査キャンペーンちらしパンフ」・「患者さんの声キャンペーン郵送カード」は、丁度配布し終わりました。
アンケート回答は、QLifeより後程まとめての報告リポートが来る予定です。リポートは当院ホームページで公開いたします。
 参考:「患者さんの声」調査キャンペーンpdf書類
 参考:患者さんの声キャンペーン郵送カードpdf書類




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